ご無沙汰してます、あいるです。
久しぶりの更新は昨年に引き続いての闇ツアー!
東京ソラマチにて開催中(~10月31日)の「ダークネスヒールズワールド2019」をはじめとするウルトラマン関連施設・イベントに行ってきました。
昨年の半日遊びまくりのコースでヒーヒー言ってたのが昨日のことのようですが、今年はそんな昨年をも上回るさらなるハードスケジュール!
なんと2日間もかけて様々なイベントを堪能してきました。昨年に輪をかけてハードでしたが、楽しい旅でした……
では、覚えている範囲で振り返っていきたいと思います。
ダークネスヒールズワールド2019(1日目)
昨年の時点ではまだダークネスヒールズの展開自体が始まったばかりで、毎年恒例になるのかどうかすら定かではなかったダークネスヒールズワールド。
1年のうちに舞台化をはじめ、展開もすっかり軌道に乗ったようで(なにやらアニメ化や漫画化の噂も)、無事2回目の開催と相成りました。
展示内容自体は昨年同様、テーマ(今年は『牢獄に捕らわれた闇の戦士たち』)に沿ってスーツが配置されているくらいで「ウルトラマンフェスティバル」などの大規模イベントほどのものではありませんでしたが、今回はダークショットにダークネスヒールズ以外の闇の戦士(ダークファウスト、ウルトラマントレギアなど)が登場したり、休日限定でダークネスヒールズの各メンバーにスポットを当てた闇のショーが開催されるなど催し物が昨年よりも充実。
この日のショーはダークザギが主役。ババルウ星人が化けたにせウルトラマンノアに怒りを燃やし(客席まで這いずり回る原作以上の野獣的アクションで)暴れるザギ様の前に本物のノア(ノアイージスの有無でにせノアと区別をつけるアイデアが見事!)が登場し、光と闇の最終決戦が観客の眼前で展開される……というNプロ世代にはアツすぎる内容!
ダークネスヒールズのファンだというMCのお姉さんが本物のザギ様を目の当たりにしてその暴れぶりにドン引きしたり、お調子者のババルウ星人がノアの姿でおかしな挙動をしてザギ様にボコボコにされるなどコミカルな場面も。闇の戦士を題材にしたショーだからといって闇一辺倒の展開にしない辺り、親子連れへの配慮も抜群でした。
時間は20分ほど、登場するキャラクターも3人ほどの小規模なショーではありましたが、満足度はとても高いものでした。他のヒールズのショーも聞くところによるとかなりツボをついたものだったようで(ティガダーク・イーヴィルティガと三つ巴になるカミーラ、アーリーベリアルに化けたババルウ星人……に化けたトレギアに翻弄されるベリアルなど)、いずれも見たかった……!
ちなみにこの日はジャグラーおよびカミーラと写真も撮りました。
こういう時、自分の背がやたら高いせいでどんなキャラクターと撮っても自分の方が背が高いのが地味に悩みなのですが、カミーラ様と撮った写真はその背の高さのおかげで結構な彼氏ヅラができたのでお気に入りだったり。いやカミーラ様の彼氏だなんて恐れ多くてとっても名乗れませんけど……
ウェアハウス川崎お別れ会
続いては前回同様、川崎へ移動して怪獣酒場へ……の前に、時間調整のカラオケを挟んでちょっと寄り道。
以前の記事でも取り上げた電脳九龍城砦ことウェアハウス川崎店が11月17日をもって閉店するとのことで、お別れがてら遊びに行くことにしました。
以前行ったときは平日夜ということもあり人も疎らだったのですが、今回は閉店を惜しむ声の大きさもありかなり混み合っていました。
最新の景品が並ぶクレーンゲームから懐かしのビデオゲームまで、あらゆる筐体に人が詰め掛ける光景は賑やかでしたが、この賑わいがあとひと月もしないで失われてしまうのだなと思うと、どことなく寂しさもあり。
レトロゲームに詳しい友人を連れていったおかげで、置いてあるゲームがいかに歴史的価値のあるものか知ることができたのも収穫でした。閉店の後もどこかに引き取られて稼働してくれるといいんですが……
↑サビッス台とはいったい……
↑やたらに凝った屋台風のディスプレイ。中に入れば店主気分?
↑某MSにそっくりな敵キャラでおなじみ「スペースハリアー」の筐体。操縦桿での操作は慣れないとなかなか難しい。
↑ワイドスクリーンと海洋生物型ボスキャラが魅力の初代「ダライアス」。最新の筐体と背中合わせに置かれ、両者を遊び比べることができるようディスプレイされていました。
↑基本立ち入り禁止かつ特に何かゲームに関係あるわけでもない、ただの内装。それにここまでこだわったことが、このウェアハウス川崎をただのゲームセンター以上のものたらしめていたのかな、と。
↑コミュニケーションノートには全国、どころか世界各国からのメッセージが。遠方からのリピーターも多数いたようです。
何事も諸行無常とはいえ、唯一無二のその佇まいが失われてしまうのはなんとも惜しい。何らかの形で外観・内観ともに保存されないものかなぁ、と思います。
お別れまでの間にもう一度くらいは行きたいです!
川崎・怪獣酒場
1日目の〆はおなじみ怪獣酒場!新メニューを中心にバッチリ飲み食いしてきました。
↑スカイドンの炎のチーズダッカルビ。スカイドンの背中を開けるとカレー風味のダッカルビが出現!これにはカオスパラスタンSくんもびっくり。
↑ダークネスヒールズカクテル。それぞれの抱く業をテーマにしたカラーリングは、掻き混ぜると暗く淀んだ輝きを放つ……
↑ピグモンの挑発。ドラコの手を模したポークソテーに、潰されたピグモンのサルサソースが……なんともブラックなメニュー。しかし美味い。
そしてハロウィン恒例の闇のグリーティング、この日はカオスウルトラマンカラミティ。なかなかお目にかかれないレアな戦士ですが……
なんと、友人のスマホカバー(ウルトラマン柄)を目ざとく見つけてブチギレ。
「覚悟はできてんだろうな……?」とばかりに首を回し腕を組む様子は、さすが憎しみを知ったカオスヘッダーの化身。思わずおののいてしまう怒りぶりでした……
終始苛立ちと怒りに満ちた振る舞いで楽しませてくれたカラミティさんでした。いずれどこかで、コスモスとの因縁の戦いも見てみたいものです。
その後も愉快なメニューが続々!
↑科学特捜隊日本支部を破壊せよ!くりぬかれた食パンの中に熱々のグラタンがたっぷり。日本の守りだけあってパンの装甲はだいぶ堅牢で、破壊を担当した友人は結構疲弊してました。
↑バキシムの空を突き破れ!青い空をイメージさせる塩釜をバキシムよろしくパリーン!と突き破れば、ベーコン巻きハンバーグが出現。
↑エースキラーのスペシャルショットアイス。ウルトラ4兄弟から奪った力が詰まった具材を3種のアイスに混ぜてスペシャルショットを完成させよう!
↑ジャミラの想い ティラミスのセミフレッド ~アフォガード~。国際平和会議の会場をイメージしたカステラにコーヒーをかけて破壊しよう!という代物。しかし、実際に破壊した後の皿の上はまるでジャミラが絶命した際に広がった泥だまりのようになってしまうというのがなんとも皮肉。
以上!久しぶりの怪獣酒場、堪能してきました。
見た目も味も良いメニューが割とリーズナブルな価格で味わえる、やはり最高ですね酒場は。「注文の際はウルトラマンのカラータイマーを思いっきり潰して呼んでくださいね!」をはじめ、何かとツボに入る店員さんのノリの良い発言も楽しいのです。また行きたいな……
魂ネイション2019
さてここからは2日目!
まずはバンダイスピリッツの新商品がずらりと並ぶ魂ネイション2019へ。秋葉原UDXとベルサール秋葉原の二会場にワクワクが詰まりに詰まってました。
UDX会場「ロボットセンター」のテーマは「変形・合体・可動」。それぞれを象徴する「DX超合金 VF-1S ストライクバルキリー」「超合金魂 機甲艦隊ダイラガーXV」「メタルビルド エヴァンゲリオン初号機」の立像がお出迎え。
突然の新作発表でファンの度肝を抜いた「魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸」ブース。
アニメPVやメイン商品となるネクスエッジスタイル、他にも食玩やガシャポンなどバンダイの各事業部でも連動した商品が企画進行中の模様。
正直新作といっても新TVシリーズやらアニメ映画やらとまではいかないだろうと思うのですが、それでも新魔神が7体も商品化されるというのはかなり力の入った展開。ひょっとしたらひょっとするかも……?
とりあえずPVに右手しか出てこなかったうえ敵陣営に邪戦角がいるせいでまたもや闇堕ちしてる説が濃厚なシバラク先生の明日はどっちだ!?
続いては最終作「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」が来年公開予定の「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」。
先に公開された「シン」冒頭部分のパリでの戦いを再現したジオラマは迫力満点!ROBOT魂のエヴァ各機がリニューアルされること、またフィギュアーツミニで「Q」における各エヴァパイロットが商品化予定であることが発表されていました。
ROBOT魂エヴァはより劇中のスタイルに近づいた上価格も約6000円と他社の立体物に比べて安め、ちょっと欲しいかも。
ネクスエッジスタイルの使徒やロボット魂の44B・4444C(シン冒頭で出現した異形の敵エヴァ)など、商品化が怪しそうな展示品もありましたが、やはりこうして形になっているのを見るだけでも胸が躍るものですね。
メタルビルドシリーズからは「機動戦士ガンダム00」の今後の展開に登場予定のグラハムガンダムことガンダムエクシアリペアⅣやガンダムデュナメスリペアⅢなどが展示。
高嶺の花、ショーケースの中のトランペットという印象が強いシリーズですが、この精緻さはいつか目前で眺めてみたいものです……
メタルロボット魂シリーズからも大迫力の展示が続々。
……まぁリアルタイプ三国伝は日本では抽選販売オンリーなんですけどね!!
超合金魂FAシリーズのブースでは最新作のコン・バトラーVと既発品のボルテスⅤの超電磁コンビが夢の共演。
超合金魂FAは何度かタッチアンドトライで触らせてもらったことがあるのですが、アクションのために洗練された関節構造で非常に「気持ちよく」「カッコよく」動かせるようになっていて、メタルビルドと並ぶ憧れの商品だったりします。まぁ1体1万5000円なのでなかなか踏み切れないのが実情ですが。
そして驚きの発表、ロボット魂キングゲイナー!
かつて持っていたリボルテックのキングゲイナーも名作でしたが、今回のロボット魂はさらに劇中のプロポーションに近付いた感がありますね。しかもガチコやモンキーダンスを踊るキャラクターたちのアクリルプレートまでついてくるとは……買う!
ラッシュロッドやドミネーター(どうやって動かすつもりなんだ……)も参考展示され、他のオーバーマンの発売にも期待が持てそうです。エンペランザやジンバなんかも欲しいところ。
そしてもう一つの会場、ベルサール秋葉原にはフィギュアーツなどロボット以外の商品が集結!
お目当てのウルトラマンシリーズからも数多くの参考展示が初公開でこちらのテンションも爆上がりです。
昭和ウルトラマンシリーズからはタロウに商品化を抜かされてファンをやきもきさせたウルトラマンエースや相手役のヒッポリト星人、タロウをはじめとする多くのウルトラ戦士を苦戦させた強敵・タイラントが登場。タイラントはニュージェネレーションヒーローズと絡ませても映えそうです。
現在配信中の「ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ」からはウルトラウーマングリージョ、ウルトラダークキラー、ウルトラマンオーブダークネス、ウルトラマンゼロダークネスが参考展示。
さらに現在放送中の「ウルトラマンタイガ」からもウルトラマントレギアやウルトラマンタイガ トライストリウムが参考展示されていました。
なんという凄まじい攻勢……これ全部商品化されたら確実に破産するぞ……!(嬉しい悲鳴)
また、「タイガ」からはウルトラマンタイタスも展示。更にその隣にはタイタスもあこがれる伝説の勇者、誰もが知ってるウルトラの戦士・ウルトラマンジョーニアスも!
アニメ劇中や最新のスーツを思わせる白いボディがなんとも鮮やか。かつての「ULTRA-ACT」ではアニメカラー・実写カラーの両方が商品化されたこともありましたが、今回は果たして……?
握手を交わす二人の後ろには越智一裕さん画のキャラファイングラフ「若き賢者の旅立ち」の図画が。何気にめっちゃニッコリしてる大賢者様かわいい。
ベルサール会場の外壁にはフィギュアーツを代表するキャラクターのうちの一人としてタイガの姿が!ウルトラマンのフィギュアがこれだけ大きく扱われるようになったと思うと、思わず胸が熱くなりますね。
その他にも会場で限定品(ロボット魂Ver.ANIME 量産型ゲルググ ファーストタッチ3500)のタッチアンドトライをしているうちに担当の人とフィギュアーツやそのほか商品について熱く語り合ったあげくうっかりゲルググを買ってしまったり、いろいろ眺めている間に時間を使いすぎてダークネスヒールズワールドのベリアルショーに間に合わなくなったり、予想外に楽しい出来事の多発する魂ネイションでした。なんだかんだ言っても自分はやはりバンダイスピリッツの商品が大好きで、大きな期待を寄せているのだなあということに改めて気付かされたような気がします。
ただ、毎年思うことではあるのですが会場限定商品についてはやはりすべて事後通販で確実に手に入れられるようにした方がいいかな、と……
アンケートにもしっかり書いたから読んでくれよな!!頼むぜバンスピ!!
ダークネスヒールズワールド(2日目)
というわけで遅れ気味に到着した2日目のヒールズワールド。
お目当てはその日最終回のダークショット、ウルトラマントレギアとの撮影だったわけですが……なんとここでサプライズ。トレギアに加えまさかのウルトラマンオーブダークノワールブラックシュバルツが登場!
トレギア目当ての客にどかされてすねる、会場のアイゼンコールに手を挙げて応えるなど終始フリーダムな振る舞いで場を大いに沸かせていました。
「R/B」本編では悪辣な振る舞いが鼻についてどうも「憎めない悪役」と言い切れない相手だった(個人の感想です)オーブダークですが、本編終了後の今となっては不思議と愛せるような気がしてきます。どいつもこいつもしっかり邪悪な闇の戦士たちの中で珍しく単に「ウルトラマンごっこがしたいだけ」の軽いヤツという点もあってか、コメディリリーフを一手に買って出られるポテンシャルの持ち主……かも?
ともあれトレギア・オーブダークとのスリーショットというレアな写真を入手して、無事2日間の闇ツアーを終えることができたのでした。
以上、闇ツアー2019でした!
メインイベントのダークネスヒールズワールドについて言うと、参加するファンの熱量も、スタッフさんたちの盛り上げ方(「闇にも譲り合いが必要ですので前に詰めてお座りください」「ダークヒーローたちは人間の言うことなんか聞いてくれないのでポーズの指定はできません!」など名言多数)も昨年より大きくパワーアップしていたのが印象的でした。最初はどうなることかと思っていたダークネスヒールズですが、よもやここまで人気が拡大するとは……この調子なら来年もまた闇ツアー、あるんじゃないかと。
誘ってくれる/参加してくれるフォロワーの皆さんに感謝!来年もよろしくお願いします!
ではまた次回。書きかけの記事があったので割とすぐかも?