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クレサガ備忘録Vol.1 レイド阿鼻叫喚とかジジケモ降臨とか。

クレイヴ・サーガXの話をちょびっとだけさせてほしい。(初回)

crave-saga.jp *1

 

省力設計にリニューアルです

過去三度にわたって執筆し、ありがたいことに様々な方からご好評をいただいた『クレイヴ・サーガX』についての記事だが、今回からは基本数千字程度の小規模記事不定(可能であれば週一)に更新していくスタイルに改めようと思う。

基本週一のペースで更新される同ゲームの生き急ぎっぷりに可能な限り肉薄したいという目的もあるが、これまでの記事のような分析・評価を特に学のあるわけでもない一個人である私が行い続けることに限界を感じていることも確かだ。

また、私自身あまり筆が早い方でない*2こともあり、前回までのような規模の記事を書き上げるのには少々時間がかかりすぎる。下手な鉄砲も数撃ちゃ――ではないが、単なる事象の記録・感想の羅列に終始する短文だとしても、なるべくコンスタントに公開し続ける方がより資料的価値も高まるのではないか、という算段もある。

……たかが一個人のブログに資料的価値も何もないのでは、と思わなくもないが。

 

さて、前置きはこのあたりにして、今週(7/3~7/10)のクレサガについて軽く振り返ってみよう。

 

今週のクレサガ備忘録

どうしてただでさえ難しいレイドをもっと難しくしちゃったんですか?(電話猫)

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↑期間限定割引といっても、その期間のうちに規定数を集められなければ何の意味もないんですが……

 

7/6(木)から、新イベント『ミョルニル挑戦応援キャンペーン』が開催されている。久々のレイド応援キャンペーンである当イベントは、既存の土属性レイド『ミョルニル』の新難易度『Extra+』の追加に伴い、ミョルニルExtra+への挑戦を後押しする様々な施策を行うものである。

レイド救援時の消費RP半額、Extra+自発回数増加、新規アイテム*3による交換対象の割引・交換対象の追加、更に限界突破時に消費するキーの代わりになる『御魂の解放チャンク』の低確率ドロップ追加*4など、併催の限定ミッション含めキャンペーンの内容自体は非常に豪華なのだが、問題はミョルニルExtra+の難易度である。

そもそもミョルニルは他属性のレイドバトルに比べてやや難易度が高い*5のだが、そのさらなる上位レイドということで、Extra+の難易度は熟達のプレイヤーであっても手こずるレベルで苛烈なものとなっている。

枯渇、麻痺、睡眠など、これでもかと叩きつけられる無数の状態異常。激しさを増した攻撃は追い詰めれば追い詰めるほどに勢いを強め、終盤にはHPの7割ほどを削るような単体攻撃が平然と飛んでくる。ソロ討伐など夢のまた夢、そこそこやりこんでいるプレイヤーが四、五人集まっても苦戦は免れず、長引けば戦闘時間は悠に15~20分を数える。もし運悪く救援が来なければレイドドリンクを蘇生に使ってでも一人で戦い続ける羽目になり、万一時間内に撃破できなければその苦労もすべて無駄に終わる

こんな状況で最低50体*6の撃破を要求されるのだから、なるべく確実に撃破できるように、よりHPが減少したレイドの救援に入る行為が横行している。燦燦と照り付ける真夏の太陽のごとき救援日照りに喘ぎながら参加者数名でようやくHP残り20%以下まで追い詰めたところに、いきなり上限人数*7ギリギリまで救援が押しかけてくることなどザラである。

序盤は待てど暮らせど救援が来ないのに、終盤は呼ばなくとも救援が押しかける。明らかに異常な状態であり、あまりの救援の薄さに一部プレイヤーが自ら『お助け隊』と称して外部SNSで救援依頼を受け付けるような事態にまで発展してしまっている。救援の需要と供給のバランス崩壊は、以前のグラム応援キャンペーンに比してなお悪化しているといってもいいだろう。

レイドバトルという方式を取っている以上、終盤にのみ救援に入るような行為自体は特に咎められるようなものではない。しかし、プレイヤーの多くをこうしたプレイスタイルに走らせるような難易度の高さは正直いただけないものがある救援に入るメリットが薄い*8ことも含め、今後改善していく必要があるのではないだろうか。

せめて追加エピソードだけでも見てほしい

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↑相変わらずオルトーが好きすぎるミョルニル。追加エピソードは彼の純情が砂漠を突き抜けビーチにまで届く感動の純愛物語である。

 

あまりに苛烈な難易度のミョルニルExtra+だが、何も悪いことばかりではない。専用アイテムを用いて解放できるミョルニルの新エピソードの完成度が非常に高いのだ。

ミョルニルが愛しの精霊オルトーに会うため、ラピマニアから導師一行が滞在中のビーチ*9に向けて突っ走るだけのお話なのだが、なんと(ネタバレなので内訳は伏せるが)ガチャ産キャラが一気に3人も登場し、ミョルニルと旅路を共にすることになる。劇中では彼らの性格や特徴もしっかり活かされており、時には酒場や寝室では見られなかったような一面の掘り下げも差し挟まれる。旅路の果てにミョルニルとオルトーが交わすやり取りも非常にほのぼのとしており、本作には珍しく不快な展開性的な匂わせが一切存在しない異色のハートフルストーリーとなっている。こういうのもできるんだったら初めからそう言ってくれ。

神器とその他キャラクターの掘り下げをまとめて行い、新たな魅力の発見にも繋がる秀逸な新ストーリー。交換のために少々の周回が必要*10である点は難儀だが、相も変わらずいろんな描写が足りない本作にとっては待望のストーリーである。ミョルニルのファンのみならずとも、ぜひ交換してみていただきたい。

 

ついに!!爺が!!来ます!!

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↑ひえっ 衣袴姿の白髪長髪白髭鹿爺 ひえっ

 

さて、今週7/13(木)からは新イベント『ヤツカミズ降臨戦』が開催される。なかなか開催されなかった*11水属性の降臨戦であり、新規SR神器『ヤツカミズ』が配布される。

――上の画像を見てもらえばわかると思うが、爺である

これまでおじさん』『ロマンスグレー程度で留まっていた本作に、(比較的外見から年齢が類推しづらい獣人とはいえ)ついにいよいよ満を持して投入される爺である。しかも太い。

これはごく個人的な性嗜好の話であり、当記事をお読みくださっている皆様におかれましては理解が及ばぬことと十分に承知はしているのだが、私は!!こういう爺を!!待っていたんです!!サービス開始から!!ずっと!!

これまでのSR神器レイドももちろん十全に完走してきた私だが、今回は特に気合を入れて、念入りに、一切の悔いを残さぬよう、全力で走り抜けていく所存である。

だって爺だから。だって……爺だから……!!

……我儘を言えばジジケモだけでなくヒトジジも欲しいのですが、まぁそれは追々叶うことだろうと信じて待ちます。もっと増えろ爺。ガチャに投入されても回すぞ俺は。

 

といったところで、今週のクレサガ備忘録は以上となります。

頑張れ負けるなクレイヴ・サーガX。ヤツカミズさんの実装ありがとうございますクレイヴ・サーガX。

ロトンさんのSSRを実装してくれクレイヴ・サーガX。

(終)

画像出典:『クレイヴ・サーガX 神絆の導師』©️2022 EXNOA LLC

*1:今回もリンクは全年齢版なので、『X』版のプレイは「R-18版はこちら」のボタンからどうぞ

*2:一週間たったこの期に及んで前回記事の推しキャラ紹介もあまり進められていないほどである

*3:Extra+でのみドロップするもので、Extra以下の難易度で落ちるアイテムとは別物

*4:キャンペーン中限定。100個集めるとチャンクと交換できる『チャンクの欠片』もあり、こちらはおそらく恒常的にドロップするものと思われる

*5:全体への睡眠付与や、魂友一人の現HPの99%を一気に奪い去る攻撃など、厄介な特殊行動が非常に多いことが原因

*6:限定ミッション達成のために必要な撃破数。さらに、ゲーム中称号を獲得するには期間中に100体もの撃破数を要求される。もっとも称号はあくまでもただの飾りであり、興味がなければ入手しなくてもゲーム内での強さに関わりないのは救いだが

*7:毎月開催される降臨戦のレイドExtra+と異なり、参加人数の上限は普段と変わらず20名のままである

*8:救援報酬では御魂の解放チャンクおよびチャンクの欠片はドロップしない仕様である

*9:開催中のイベント『盛夏!!潮騒のサバイバルアイランド』での出来事。これまでのイベントもそうだが、クレサガのメイン外シナリオはその時点で最新の時系列に合わせたタイムリー(すぎる)物語展開が多い

*10:おおむね救援10回ほどで達成できる量であり、ほかの交換対象に比べるとはるかに良心的な価格ではある

*11:一部では『火水のレイドスフィアを配りたくなかったからでは?』との邪推もある