お久しぶりです!
特に何かあったわけではないのですがなんとなくご無沙汰してました。
その間にもいろんなことがありまして……
急にヤマトにハマり直したり
寿海さんが再登場して萌え転がったり
ライダー飯をたらふく食ったり
ガンガンズダンダンしたり
わざわざプレバンで頼んだ装備でインコムッ!したり
宇宙最大の親子喧嘩で遊んだりしてました。
そんなある日、職場のある川崎で奇妙な光景に出会いまして。
……あからさまに怪しい。
いたって普通のビル街に唐突に現れる、露骨にボロボロなビル。
いやにピカピカなネオンの下に掠れた英字が並び、さらにその下には中国語と思しき(贅沢三昧だの一日五食だの胡散臭いことこの上ない)文字列が。
まるでここだけ別の世界に迷い込んでしまったかのような、異常な存在感に目が離せなくなってしまいました。
これは……行くっきゃないでしょ!と心の中の小学生を騒がせつつ、いざ接近。
重々しい鉄扉の奥には更に赤い鉄扉。前に立つとプシャー!!と蒸気を噴出しながら開くのでだいぶビックリしました。
で、その扉の先には……
……ここは……日本……だよね……?
薄暗い路地裏に延々と響く異国語のアナウンス、乱雑に貼られた漢字だらけの広告、どれをとっても日本国内にある建物の中とは思えない仕上がり。
それこそ本場から丸ごと引っこ抜いてここに移設したと言われても信じるレベルの大陸っぽさです。いや自分中国とか行ったことないんですけど……
あやしい……ひょっとするとここは何かアジア系のヤバい人たちの拠点的な何かで、日夜ヤバげな粉やハジキや臓器が売られたりしているのでは……!?
身の危険を感じてとりあえず外へ!だが出口の外は普通の駐車場。
このいかにも秘密の研究やってますって風情のマジで液体張ってある飛び石の向こうにある扉の先も駐車場。
外と中の景色にコントラストが効きすぎていてくらくらしてきます。ただでさえ仕事帰りなのに……
果たしてこの謎めいた建物は何なのか。本当にヤバげな人たちの根城なのか。
レトロでチープな内装に似つかわしくないいたって普通のエスカレーターを上った先には何があるのか――!
ゲーセンでした。
ここはゲームセンターチェーン「ウェアハウス」の川崎店、通称「電脳九龍城砦」。
かつて香港にあったスラム街「九龍城砦」の建物をモデルに作られた世にも珍しいスラム風ゲームセンターなのです。
自分も存在は知っていたのですが、いざ見つけてみると驚きを禁じえませんでした。
川崎ルフロンを抜けた先の集合住宅の谷間に唐突に生えてるんですもん、これ……
2階以上のフロアにもスラムっぽい装飾が施されてはいますが、基本的には普通のゲームセンターです。古めのゲームは1回50円で遊べるということで、自分も「ガンダムvsガンダムNEXT」で楽しみました。ミーシャかわいいよミーシャ。
というわけで、風情溢れる電脳九龍城砦でした。
大の大人一人でも十二分に大騒ぎできるステキスポットなので、仲間と一緒に来たらきっともっと楽しいだろうなあと思ったりして。
いつか示し合わせて、誰かと一緒に行きたいところです。皆さんもぜひ!
ではまた、遠くないうちに(強調)。